HACCPに沿った衛生管理の制度化ばかりに注目が集まった今回の改正ですが、実は食品事業者様にとって、もっと直接影響を与える改正がされております。
営業許可制度の見直しと営業届出制度の新設がそれです。以下サイトより詳細をご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000153364_00002.html
大まかな改正点は、
・「冷凍食品製造業」が新設されたこと
・「そうざい製造業」にHACCPの要件を追加して許可の柔軟性を与えた
「複合型そうざい製造業」が新設されたこと
・「冷凍食品製造業」にもHACCPの要件を追加して
「複合型冷凍食品製造業」が新設されたこと
・許可制度の対象から外れる業種については、原則届け出制度の対象となること
等があげられますが、細かな運用は各自治体の条例に任せられておりますので、新たに許可を申請する以外でも、現行の許可で製造が可能なのか等を、一度保健所に確認してみることも必要かと思います。