たらい回し:言葉の語源は江戸時代、仰向けになった曲芸師が足でたらいを回し、ある程度回したところで隣の曲芸師に渡すのが由来。その足の上でたらいを回しながら次へ受け渡しても、結局土台の足は変わらないことから「回っているだけで中身がない」「馴れ合いで順番に回す」という意味。
なんとなく言葉の意味は知っていましたが、調べてみるとなるほどなとなるような出来事が一昨日ありまして…
お客様が製造する商品の表示について、分からないことがあったので、そんな時は困った時の消費者庁にまず電話で問い合わせしました。しかし電話ではお答えできないのでホームページの問い合わせサイトからメールで質問してくださいとの事。詳細な質問内容と職員の人手の数を考慮するとこれはしょうがないと思いながら、言われた通りメールで質問事項を送りました。すると消費者庁から電話がかかってきまして「ご質問の内容はこちらでは回答できないので、同ホームページ上に載っている各総合振興局の食品表示相談窓口に問い合わせて下さい。」・・・さっき電話かけたときに言ってくれれば良くない?
無駄な時間をかけたと思いながら、お客様の会社のある地域の振興局の相談窓口に電話しました。するとすぐに回答ができないので時間が欲しいとの事。しっかりした回答をいただけるのであれば待ちますとも!・・・1日経って夕方近くになっても連絡来ず!再度電話をしたところ、「昨日のものが在宅ワーク中で…」いやいやいや、こっちの知ったことではありません。電話をいただくよう伝えていただきました。するとすぐにお返事がきて、「回答は考えましたが、結論から言うと品質事項でない場合は保健所に問い合わせてください。」とのこと。一応回答を聞かせていただきましたが、無難な線を通るような白黒はっきりしない回答。前から思っていたのですが、お役所からの回答内容にはグレーな表現が多すぎて、もしその内容で食品表示を作成し問題が起きた場合、責任の所在がうやむやになるようにしているのではないかと思ってしまうほどです。
とにかく1日無駄にしたので、急いで保健所に電話。するとすぐに回答が返ってきて、やっとこさ明快な回答をもらうことができました。
今回の事で、やはり問い合わせ先は末端の保健所に聞くのが一番早いという結論ですね。でも各保健所で回答が違う可能性もあるのかなと少し疑念が生じています。
久々のブログで愚痴のようになってしまいました。申し訳ありません(汗