港湾都市に行くと「ボーッ!!」というフェリーの汽笛が聞こえてきます。札幌にいると慣れない音ですが、何故かホッとするというか、穏やかな気分になります。また地方で聞くことができる12時と18時(夏場)になる「ボーッ!!」という音には一瞬ですが驚きます。どちらも札幌では聞くことのない音ですが、普段聞くことのない音で非日常空間にいる感覚になり、札幌へ帰りたくなくなります!
写真は宿から見た稚内港と美味しかったつぶ刺しの写真ですが、つぶ刺しは出張時の晩ご飯にと入ったお店で食べたつぶ刺しで、大変美味しかったです。
それはさておき、つぶ刺しを食べた店での出来事です。入り口付近のカウンターに座っていたのですが、19時少し前に1人の女性が、「食品衛生協会です!」と入ってきました。職業病?なのか、反応したのはいうまでもありませんが、店主も「おー!」と顔なじみの様子でした。女性は「この前話した、いろいろ変わってやらなきゃならないことあるって言ったしょ!それがこの紙に書いてあるから見ておいて!」と書類を渡し、ものの10秒弱で立ち去りました。
書類はHACCPに関わるものですが、いいな!と感じたのが、会話の中で難しい言葉が一つもなかったこと、またHACCPのことで少なからず2回は訪問していることがわかります。流れから計画的に、時間をかけて事業者へ浸透させようとの目的意識が感じられます。(職員と事業者様の数は各地域で差があり訪問回数等の批評ではありません)
頭ごなしに6月からこうしなくてはならない、と終わるのではなく、何をしなくてはならないか、では自分の店に置き換えた場合はどうなるのか?と展開するかは未確認ですが、順を追い見直すことで、負担ではなく事業者様にとって有意義なものになるのではないでしょうか?
事業者様にとって少しでもわかりやすく、少しでも有意義なHACCPになるように努めることが私達の使命では?と改めて感じました。