社長ブログ2019年10月28日

旬を食べる

 本州では台風や大雨で甚大な被害がでています。被災された方々にはお見舞い申し上げます。一日も早く復興できますよう心からお祈り致します。

 さて、先週は釧路へ出張、そして昨日から函館に出張に来ています。移動の間の山間の景色は見事に紅葉しており、季節は着実に秋になりました。雪虫の便りもあちこちから聞かれ、どうりで車にも無数の虫の死骸がついている訳です。

 この時期の楽しみは、よく行く石狩の魚屋で生の秋鮭を買ってきて1匹丸ごと捌き、塩焼きやチャンチャン焼き、石狩鍋、石狩汁など、鮭料理を堪能することです。今年も出張の合間を抜い買い物に行き、今年は久々に鮭トバを作りました。

 鮭トバを作ると思い出すのが、長男が小さかった頃、コンビニで買った鮭トバを食べて具合が悪くなったことです。私の作る鮭トバは塩と昆布だけで味付けします。子供たちも美味しいと食べてくれました。市販のトバも基本的には塩味がメインですが、中には様々な調味料や添加物を使っています。それが良くなかったのでしょう。今と同じような仕事をしていましたが、今ほど食品表示を意識していなかった頃です。そう考えると、改めて食品表示は大切な情報源なのだと思います。アレルギーを持っている方や食に敏感な方たちにとっては特に、適切な表示がいかに大事かを思い知らされる経験でした。

 美味しい食べ物がたくさん売られています。季節を問わず、様々な食材を食べられる時代です。でもやっぱり、その時の旬の食材を自分の好みで調理して食べるのが、一番の贅沢だな~と感じる食欲の秋です。

この記事を書いた人:小林樹夫

所属:代表取締役 担当:皆の社長(笑)

小樽の漁師町の生まれ
人生の前半を小樽、函館で過ごし、酸いも甘いも色々経験(笑)後半の人生は、死ぬまで札幌で修行の予定。
さていよいよ50代最後の1年、来年は折り返しの年です。頑固でありながらも、いつまでも柔軟な感性を失わない、しなやかな社長=親父=おやじを目指してます❗