
会社という組織を改めて眺めてみると、生き物と同じで設立当初は勢いもあり、毎年毎年の成長も実感できましたが、20年以上継続していると、良い意味で成熟して社会に対する信用もついてくる反面、組織としてはマンネリ化していく落とし穴があるなと最近感じます。
社員の入れ替わりがあると新陳代謝が起きますが、設立当初の理念は微妙に揺らぎ、本当の意味でのお客様に対するサービスの質が低下するなど、様々な課題が現れてきます。それはそれで仕方がないことなのでしょうが、それに対応して修正していくことは、創業者である私の責務なのだなと、今年に入って痛感しているところです。
還暦を過ぎ、同年代の友人たちは定年退職やら第二の人生に入っているようですが、死ぬまで現役を宣言して起業した私ですので、会社を守る、従業員の生活を守るためにも、一歩退き会社を見守るなど、後ろ向きな姿勢ではいけないと痛感した令和7年の前半でした。
えっ、久しぶりの投稿なのに、会社に何かあったのか?と匂わせる内容になりましたが、会社の広告塔でもあるホームページがお座成りになっていたと反省している気持ちからの、ここ最近の自分の振り返りを行った次第です。
死ぬまで現役ですので、会社の立場が会長になっても、実務的には何も変わらないですが、今いる社員たちの成長も促しながら、少しづつ会社への関りが変わっていければ良いのかなと思います。その基本となる姿勢は「ポジティブ思考」。ネガティブな出来事も、視点を変えればポジティブに変換できます。そのための約束事
1.できない理由をさがさないで、できる方法をさがす
2. 上手くいかない理由を人のせいにせず、常に自分の振り返りを行う
3.失敗をマイナスと捉えず、成長のための反省材料として捉える
4.否定的な表現をせず、やる気につながる言葉で会話をする
5.恨み言さえも、感謝の言葉に置き換える
これがこれまで大事にしてきた私の気持ちの持ち方で、この先もこの思考で生きていこうと思っています。このホームページを見た弊社の社員は、この5つの約束事を共有して、会社をポジティブな空間にしていきましょう。