会長・社長ブログ2025年11月01日

死ぬまで現役宣言

 以前にも投稿したかと思いますが、私の趣味は油絵を描くことで、中学から描いて20歳で一度筆を置いた油絵を7年前からまた描き始め、北海道の公募展である道展に4年前から出品して、お陰様で4年連続入選しております。表題の写真は今年の作品で、生まれた故郷の漁港の風景です。

 これは自慢ではなく、今年の道展での出来事を皆さんにお伝えして、表題のお話に繋げたかったのでその入りの話として書かせていただきました。

 道展では審査が終わると、入選者に審査員からの「講評カード」なるものが届きます。その中に書かれていたお話を一部抜粋しますと・・・

 「・・・出品点数の多寡にも作者の情熱は映ります。困難な時代であっても、道展を志す者にはなお挑み続けてほしいと願います。とりわけ99歳の会友が会友賞・新会員に輝いたことは特筆すべき出来事でした。老いと闘い、震える手で描いた一枚は、道展への熱き思いを宿し、私たちに深い感動と敬意をもたらしました。」

 正直私も60歳を過ぎ、視力の低下が著しく、絵を描いていても輪郭が見えなかったりしています。でも、99歳!37歳も年上の、死んだ母親と同じ歳の大先輩が頑張って描いているのに、もう歳だなんて言ってられないと、気持ちを新たにした内容でした。

 気持ちひとつで年齢は乗り越えられます。情熱をもって行動を続ければ、いくつになっても成長していけるものなのだ、と教えられた内容でした。

 初めて道展に出品したときの私の思いは、「いつかは道展の会員になること」でした。それが全てではありませんが、ひとつの目標として、情熱を持つための目標として掲げています。

 本職である会社経営も、同じ思いです。企業当初の想いを忘れずに、いくつになっても、会社が起業から何年経っても、情熱を忘れずに前に進んでいこうと思った瞬間でもありました。

  「死ぬまで現役」

 「老害」と言われないように(笑)、死ぬまで現役で生き切ろうと思います。

この記事を書いた人:小林樹夫

所属:代表取締役 担当:皆の会長(笑)

気が付けはもう61歳になってました。会社設立時から60歳で区切りをつけようと思っていたのですが、多少のずれはあるものの、今期から会長として事業継承を始めることになりました。とは言え、これで終わりでなく、更なる新たな1ページ…いや2ページを増やしていきます。
まだまだ枯れない60代。先ずは魅力ある70歳を目標に、この先も楽しんで日々過ごしていきます。