社長ブログ2019年10月21日

心をつくす

 弊社は毎年新年に、今年のスローガンなるものを発表します。今年一年の「目標」、というよりは、仕事をしていく上での「心構え」。平成31年、途中から令和1年、のスローガンは「心をつくす」です。お正月休み中に伺ったお寺に貼られていたポスターに書かれていた言葉で、「人の心は目に見えないけれど、その人の行動に心が表れる」、が目に留まり、これだ(*’▽’)ということになりました。「心をつくす」とは「真心をこめて一所懸命にする」ということですが、「一所懸命にする」という気持ちを行動だけでなく言葉にも表しましょう、という解釈から転じて、「お客様のことを考えて取り組んでいることを行動と言葉で伝えましょう」という意味を込めています。

 何事にも通じる心構えかなと思います。対外的な関係だけでなく、社内での人間関係でも大切な心構えかと思いますし、拡大解釈をしていけば、衛生管理の考え方の中にもその会社の考え方(心)が見えてくるのではないかと思います。来年から義務になるHACCPの考え方に基づいた衛生管理も、どうやって衛生管理計画を立てると良いか、といった手引書が各業界から出されていて、下記アドレスの厚生労働省のHPに掲示されています。

     https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000179028_00003.html

そこに提示された手引書を参考にすると、衛生管理計画が作成できますという便利なものですが、ただ忘れていけないのは衛生管理計画の目的です。ただ計画書をつくれば良い、というものではなく、自分たちの作った食べ物を、どうやって美味しく、安全に食べてもらうか、という最大の目的を忘れずに作ることが大事だと思います。その中に、会社やお店のお客様に対する「心」が見える衛生管理計画を作ることが大切なのではないかと思います。

 コンサルとしての関わりの中にも、弊社の「心」が表れます。今年のスローガンは、弊社にとっては今年だけでなく、これまでも、これからもずーと忘れてはいけない心構えです。それを忘れず日々業務に励みたいと思います。

この記事を書いた人:小林樹夫

所属:代表取締役 担当:皆の社長(笑)

小樽の漁師町の生まれ
人生の前半を小樽、函館で過ごし、酸いも甘いも色々経験(笑)後半の人生は、死ぬまで札幌で修行の予定。
さていよいよ50代最後の1年、来年は折り返しの年です。頑固でありながらも、いつまでも柔軟な感性を失わない、しなやかな社長=親父=おやじを目指してます❗