必ず訪れるブログのスランプ(笑)今年に入ってからは、1月に1回、2月0回、3月1回と、もうほとんど停止状態の社長ブログですが、またボチボチと書き始めようと思いますので、お目に留まった際には気軽に読んでみてください。いえ、気軽に読める程度の長さで中身の濃いものを目指します!(^^)!
2021年6月、猶予期間を経て全ての食品事業者にHACCPに基づく衛生管理が義務化されて、そろそろ3年が経過しようとしています。2019年中国武漢から始まった新型コロナウイルス騒動は、その間、2020東京オリンピックがコロナで1年延期され、日本では昨年5月に5類感染症に指定されるまで3年に及び、日本のみならず世界中の動きが一変した感じがします。そして、3年前に満を持して施行されたHACCP義務化・・・3年たった今、何となくブームが過ぎた感じです。
ん?HACCPがブーム?いやいや、それは大間違えの認識ですが、新型コロナウイルスの一件が起きるまでは積極的だった保健所の動きも、結局は新型コロナウイルスの対応に駆り出され、終わってみればその間に法律は施行されたものの、事業者への周知は中途半端・・・3年経って大きな目標だった東京オリンピックも終わり、その後は世界を巻き込むような大きなイベントがない中で、何をネタにHACCPを広めていくのかが不透明になったのでしょうかね・・・
でも、HACCPの考え方は、食品を扱うためには必要な考え方ですし、ブームに乗るものではなく、普遍的に取り組んでいくものではないのでしょうか?とは言え、HACCP義務化の大きなターゲットだったのは飲食業界だったはずですが、弊社の業務を通して感じる飲食業界の衛生管理への興味のなさにはどうしたものか・・・と思い悩まされれております。
そんな飲食業界の興味を高めるためには、HACCPや衛生検査を前提に話を進めるのではなく、最低限の衛生の知識を広めるための教育や啓もう活動が重要なのではないかと感じております。
知識が増えれば意識も高まるはずです。次回の話題は、今年に入って始めた弊社のお客様の社長への衛生勉強会のお話をしようと思います。